白寿の詩人 [詩]
空に
病院の
ベッドから
眺める空は
いつも やさしい
雲は ダンスをして
笑わせる
夕焼けは
心を洗ってくれた
でも 明日は退院
この一と月
ありがとう
家に帰ったら
手を振るわね
気がついてね きっとよ
柴田 トヨ
この詩を書いた*柴田トヨさん*は90歳を過ぎてから詩を書き始め今年の6月で99歳になられます。
産経新聞の投稿詩欄「朝の詩」欄に度々掲載され昨年詩集を出版されたそうです。
かまくら春秋社発行の 「詩とファンタジー 春夢号」に紹介されていました。
すご~い!
とてもとてももうすぐ99歳になられる人の詩とは思えません。
初々しい乙女のような雰囲気がしますよね。
そういえば「洟をたらした神」の吉野せいさんも確か70歳を過ぎてから小説を書かれたときいています。
何かをやり始めるのに遅いということはない と誰かが言っていましたっけ。
99歳の自分は、フー、とても想像さえできないけれど、やれシワが増えた、置き場所忘れた、あの人の名前が思い出せない等々の日常が恥ずかしくなる柴田さんの詩、でした。
病院の
ベッドから
眺める空は
いつも やさしい
雲は ダンスをして
笑わせる
夕焼けは
心を洗ってくれた
でも 明日は退院
この一と月
ありがとう
家に帰ったら
手を振るわね
気がついてね きっとよ
柴田 トヨ
この詩を書いた*柴田トヨさん*は90歳を過ぎてから詩を書き始め今年の6月で99歳になられます。
産経新聞の投稿詩欄「朝の詩」欄に度々掲載され昨年詩集を出版されたそうです。
かまくら春秋社発行の 「詩とファンタジー 春夢号」に紹介されていました。
すご~い!
とてもとてももうすぐ99歳になられる人の詩とは思えません。
初々しい乙女のような雰囲気がしますよね。
そういえば「洟をたらした神」の吉野せいさんも確か70歳を過ぎてから小説を書かれたときいています。
何かをやり始めるのに遅いということはない と誰かが言っていましたっけ。
99歳の自分は、フー、とても想像さえできないけれど、やれシワが増えた、置き場所忘れた、あの人の名前が思い出せない等々の日常が恥ずかしくなる柴田さんの詩、でした。
2010-04-30 16:36
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