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ありがとうございました。 [あんなことこんなこと]

今年はおせちらしきものは何も作らないつもりでしたが、例年通り丹波の黒豆を送っていただいたり、北海道産の数の子を送ってくれたりと、優しい方々の心遣いに感謝し、いつもの通り二日がかりで黒豆を煮、数の子はいつものレシピでタレを作りました。

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薄口醤油を使いつけない私は今年も普通の丸大豆なのでどうしてもこういう色になってしまいます。


今年は世界中が新型コロナの感染のため大変な年になってしまいましたが、私事ではありますが私もまた大切な人を失ってしまうという年末になってしまいました。

姉の身に、これでもかこれでもかと押し寄せる苦難の中、いつも奇跡的に復活してくれていた姉なのでまだまだ大丈夫だと信じて疑いませんでした。

でもいつものお見舞いのつもりで行ったその時が臨終でした。いつまでも手も顔も暖かく、亡くなったという実感はありませんでした。どうやらそれはいまだに続いているようです。

お通夜、告別式、と場内にさだまさしさんの「Raison d'etre」のCDを流す手配をしてくれていた姪には感謝しきれません。
(*残したい花について*等の楽曲が収められたCDです)。


姉の後姿をいつも追いかけていた私は、姉は姉であると同時にいつの間にか母のような存在でした。

もしかして姉のお友達でこのブログを見てくださっている方がいらっしゃるかもしれません。
この場を借りてお礼申しあげます。姉との長いご交友ありがとうございました。
姉は娘の家で24時間手厚い看護を受けながら、立派に闘いぬいて綺麗な顔で旅立ちました。

どうか皆様も良いお年をお迎えください。
来年こそ平安な年になりますようにお祈りいたします。

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  いのちとは心が感じるものだからいつでも会えるあなたに会える
                    俵 万智




コメント(3) 

コメント 3

お姉様の友人

強い家族愛に感動されてきたこのブログです。ありがとうございます。
レイレイさんのこれからの健康とお幸せを お姉様はきっと願われていることでしょう。今日のブログで 今までの涙がボロボロと止まりませんでした。お姉様を送る日は さださんの「Raison d'etre」が流れたのですね。
レイレイさん、どうぞこれからもパンの香りと 楽しい記事で癒やして頂けますか。私もこれからもずっといつまでも お姉様のことは忘れずにいますので。

by お姉様の友人 (2020-12-31 23:32) 

れいれい

コメントありがとうございました。
さださんのCDをわかってくださっている方は姉の友人でも限られています。
正直にいいますと、私は一人の方に向かって姉はさださんのあの楽曲等に包まれて旅立ちました、と家族葬の様子をお伝えしたかったのです。
読んでくださってありがとうございました。

厳しい寒さが続くようです。どうぞお身体ご自愛ください。

by れいれい (2021-01-01 18:03) 

お姉様の友人

ありがとうございました。
レイレイさんのお気持ちを嬉しく受け取らせて頂きました。
さださんのコンサートでは「Raison d'etre」を万感の思いで聴くことになると思います。
by お姉様の友人 (2021-01-01 21:21) 

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