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一枚のハガキ [映画]

99歳の新藤兼人監督の御自分で言われる「最後の作品」となる一枚のハガキを今日シネマ5で観てきました。
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戦争の末期、徴集された中年兵の生死を分けたのは上官のひく任地を決めるクジだったという新藤監督の実体験を元に描かれています。

息子を夫を失ってもただあきらめるしかなかった人びとの姿は戦争がいかに罪深く愚かしいものかを静かに深く訴えてきました。

両親が戦争世代のため、「あそこのうちは男の子三人全員戦死した」「同級生12人のうち無事に帰ってきたのは4人だけだ」等々は父から折に触れ聞かされて育ちました。

当時の人々の尊い命とひきかえに今の平和があるのだと思うとわたしたちはこれからも平和を守っていかなければなりません。

新藤監督、どうぞいつまでもお元気でいてください。

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昨日の夕方のチョコットウォーキングでの夕焼けです。
夕焼けを見ると得した気分になります。
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