きつねの子シリーズ3と4を読んで [絵本・読み聞かせ]
ぼくだけしってる
もりやまみやこ 作 つちだよしはる 絵 あかね書房
森山京さんの きつねの子こんすけの童話*きつねの子シリーズ*の第3弾です。
くまの子とうさぎの子が数字を地面に書きます。一、二、三、そこできつねの子はじゃあ次は亖と横棒を4本書いて笑われてしまいます。そうです。次は四と書くのですよね。
悲しくなったきつねの子はかくれんぼを抜け出して丘のほうへ行ってしまいます。
雨にあいそのあとで虹がたつ瞬間に出あいます。
「ぼくだけしっている」と喜ぶきつねの子はくまの子やうさぎの子に早く教えてあげようと駆けだしていきます。
こどもがものをどれだけ知っているかを大人は重視するけれどこどもの時に何とどういう会い方をしたかがその子の未来にもっと大切なことだと作者の森山さんはあとがきに書かれています。
確かに知識があることは大事なことですが例えば小さい頃の自然との感動は歳を重ねていっても色あせずに残っているものです。
たからものとんだ
同じくきつねの子シリーズの第4弾です。
くまの子やうさぎの子がそれぞれの*たからもの*をもちよります。
さてきつねの子のたからものは…
こころやさしいきつねの子のふんわりとしたやさしさにこころふんわりとしたまま本を閉じます。
ところで小さい時のたからものってなんだったっけ?
あまりにも昔過ぎて思い出せません~。
2014-02-26 22:54
コメント(2)
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小さい時のたからもの、う~~ん ぼんやりした子供だったので
たからものっていう言葉さえ知らなかったかも・・・。
でも、中学1年の国語の教科書で習った、佐藤春夫の
「たからもの」 という小説が私のたからものに
なったんですよ。
れいれいさんは読んだことありますか?
by みつばち (2014-02-27 21:35)
こんにちは みつばちさん
小さい時のたからものって確かあったはずなのに想い出せませんよね~
佐藤春夫の「たからもの」全く知りません。みつばちさんのたからものになったという「たからもの」ぜひ読んでみたい!です。
佐藤春夫 というと詩人というイメージしかありませんでした。
by れいれい (2014-02-28 12:39)