サラバ!を読んで [本]
*さくら*を読んで感動しそれからはランダムに目に付いた数点の作品を読み続けていた西加奈子さんの3年ほど前の直木賞受賞作品*サラバ!*をついに文庫本で読み終えました。
上・中・下からなる文庫本です。
引き込まれて読み進むうちに、あの直木賞受賞後にテレビで拝見した加奈子さんのさわやかな明るい印象とは程遠く、人間の心の内部まで深く、そしてどこまでも傷つけて描いていく様に小説家ってつらい職業だなあと小説なんて書いたこともない私がそう思ってしまいました。
あなたは、あなたの信じるものを見つけてほしい。
それがこの作品のメッセージだと受け取りました。
小説の最後のページにある でも僕は、決して絶望はしない。
僕は「それ」を僕の「サラバ」を信じている。
僕は僕を、信じている。
ここが一番心に残る箇所で、加奈子さんの小説にはつらく切ない小説でもいつも最後にひとすじの光を感じて読み終えることができます。
上・中・下からなる文庫本です。
引き込まれて読み進むうちに、あの直木賞受賞後にテレビで拝見した加奈子さんのさわやかな明るい印象とは程遠く、人間の心の内部まで深く、そしてどこまでも傷つけて描いていく様に小説家ってつらい職業だなあと小説なんて書いたこともない私がそう思ってしまいました。
あなたは、あなたの信じるものを見つけてほしい。
それがこの作品のメッセージだと受け取りました。
小説の最後のページにある でも僕は、決して絶望はしない。
僕は「それ」を僕の「サラバ」を信じている。
僕は僕を、信じている。
ここが一番心に残る箇所で、加奈子さんの小説にはつらく切ない小説でもいつも最後にひとすじの光を感じて読み終えることができます。
2017-11-01 22:49
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