和菓子のアン [本]
和菓子のアン 坂木 司 光文社文庫
あんこ大好き、求肥大好き、上生菓子大好き ときているわたしは 題名とあらすじを見てあっという間に手にとっていました。
デパ地下の和菓子屋さんで働くちょっとだけ太めの女の子の日々のできごとを奥深い和菓子の知識とともに描いてくれています。
通称アンちゃんが何よりも食べることが大好きで季節ごとに作られる和菓子に対する愛情があふれていて「アンちゃんのお店に今すぐにでも行ってそれぞれのお菓子の説明を聞きながら選びたい!」と思ってしまいました。
季節毎に作られる和菓子にはそれぞれの歴史があり、作り手の繊細な心とまたアートもあるのです。
閉店時間後のデパ地下の様子もとても興味深く読み進みました。
絶対洋菓子よ!という方もこれを読むと和菓子を食べたくなること必須ですよ。
2018-09-19 16:19
コメント(0)
コメント 0