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ビロードのうさぎ [絵本・読み聞かせ]

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  ビロードのうさぎ
   マージェリィ・W・ビアンコ/原作
   酒井駒子/絵・抄訳      ブロンズ新社

酒井さんのやさしい絵がこの絵本のすばらしさ、感動を何倍にもしてくれています。

ほんとうのものになるとはどういうことだろう、静かに心に沁みていきます。

ラストのせつなさが心に残る絵本です。

大事にしたいマイブックです。

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光の旅 かげの旅 [絵本・読み聞かせ]

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光の旅かげの旅
アン・ジョナス 訳 ・ 内海 まお  評論社

白黒の絵本のページを繰っていき最後のページになると本をさかさまにしてまた読み始めます。

さかさまにすることによって、全く違う絵(風景)になり物語が続きます。

こういうすばらしいことのできる人が世の中にいることが右脳のまったく発達していない私にとっては驚異です。

きつねのこシリーズとチキン南蛮 [絵本・読み聞かせ]

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きつねのこシリーズを2冊見つけて借りてきました。

きいろいばけつ
もりやま みやこ 作  つちだ よしはる 絵  あかね書房

ぼくだけしってる
もりやま みやこ 作  つちだ よしはる 絵  あかね書房

読み終わった後に毎回感じるせつなさにしんみりとして、きつねのこに会いたくなります。

どうぞ大人のあなたも読んでみてください。

***
昨夜はのんある気分のお供にチキン南蛮を作りました。
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お通しは[わーい(嬉しい顔)]キンピラと蕪の甘酢づけです。
実は宮崎名物というチキン南蛮、大分で暮らすようになって初めて作るようになりました。(食べるのも初めて)
徳永睦子さんレシピのチキン南蛮を作ってそのおいしさにすっかり好きになったのです。作る時は必ずそのレシピです。
甘酢の配合が多分自分の好みだったのではないかと思っているのですが、それだけではないかも…。それほど他のチキン南蛮を食べていないので比べようがないのですが。
タルタルソースもらっきょうが終わってしまった今ではゆで卵と玉ねぎだけですがそれでもおいしいです。
***


つりばしゆらゆら [絵本・読み聞かせ]

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つりばしゆらゆら
もりやま みやこ 作 つちだ よしはる 絵  あかね書房

谷川にかかっている吊り橋の向こう側に、きつねの女の子がいると聞いたきつねの男の子が、きつねの女の子と遊びたくて渡る練習を始めます。
最初五つ歩き、次の日は六つ歩き、と、そろりそろりと練習してついに橋の真ん中まで行けるようになりました。そこの場所できつねの女の子に届くように得意なハモニカでむすんでひらいてをふきます。
そうすると渡ってきた側からいつものお友達が自分を呼ぶ声が聞こえます。
「また いつか あそぼ。」女の子がいるかもしれない橋の向こう側にむかってそう言うときつねの男の子は友達の方へひきかえします。

もしかして会えないかもしれないきつねの女の子に小さい声でいうきつねの男の子の「また いつか あそぼ。」は、気軽に「また、いつか」とは言えなくなった昨今のことを思うと、これを初めて読んだ何年前よりも胸にしみます。

しか~し、作者の森山 京さんは粋なことをやってくれました。きつねの男の子はシリーズ5できつねの女の子に会うことができたのです。
なんとか会わしてやって~という読者からのリクエストが多く、完結編でついに会うことになったそうです。
知らなかったなあ。よかった、よかった。

さっそくシリーズ全てを読んでみましょう。


コウモリとしょかんへいく [絵本・読み聞かせ]

図書館へ絵本を返却に行き、また楽しい絵本を借りてきました。
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コウモリとしょかんへいく
ブライアン・リーズ 作・絵  さいごうようこ 訳  徳間書店

図書館の人が窓を閉め忘れて帰ったといううれしい情報でコウモリたちが一年ぶりに図書館へ飛んでいきます。
初めて図書館へきたこどもコウモリたちは図書館は何をするところかわからなくて物珍しく遊んでいたのですが、そのうち楽しい絵本にこどもコウモリもおとなコウモリもひきこまれ気がつくと朝がやってきています。

暗い色調の夜の図書館ですがその中でいきいきと目を輝せているコウモリたちの顔がとてもよく描かれていて私もコウモリの気持ちになっていました。


ねこのごんのすけ
作・竹下文子 絵・福田岩緒    ひかりのくに株式会社

表紙の表情のまんまのねこのごんすけと一才年下のりょうくんとの会話に思わずわらっちゃいます。


もぐらバス
佐藤雅彦+うちのますみ  偕成社

去年評判になった絵本が図書館にありました。
地下をこんなバスが走っていたら楽しいなあ。

おやすみ、ぼく&ゆうびんやさん おねがいね [絵本・読み聞かせ]

以前行っていた美容院で見かけてすっかり気にいっていた絵本を図書館でみつけました[ぴかぴか(新しい)]
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おやすみ、ぼく
アンドリュー・ダッド/文  エマ・クエイ/絵  落合恵子/訳  クレヨンハウス

かわいいオランウータンがベッドで眠りにつくまでのひとりおしゃべり、表情、なによりも絵本の全てのページのバックカラーがパープルというのは絵本にしては斬新ででもそれがオランウータンのぼくをやさしく包んでいて微笑みながら読んでしまいます。

家から[車(セダン)]で10分程の隣市の図書館ですが久々にでかけてこの絵本みかけるなんて、ついています。

後、
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ゆうびんやさん おねがいね
サンドラ・ホーニング 文  バレリー・グルバチョフ 絵 なかがわちひろ 訳  徳間書店

遠く離れて住んでいるおばあちゃんへコブタちゃんが考えた一番喜ぶプレゼントとは?
ぜひぜひ読んでみてほしい心温まる絵本です。

ゴリラのパンやさん [絵本・読み聞かせ]

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ゴリラのパンやさん  白井三香子/作  渡辺あきお/絵 金の星社

一時期 題名にパンやとつく絵本が目につけば必ず手にとったものでした。(今もあんまり変わりませんが)
その頃マイブックになった絵本です。
秋の日差しがテーブルにさしこんでいるのを見て、このゴリラのパンやさんを思いだし久しぶりに読んでみました。

秋の終わりに丘の上に小さなパン屋さんを開いたゴリラさんの、見かけが見かけだけに森の仲間にパンを買ってもらうようになるまでの一生懸命な様子を応援しながら読んでいきます。


まいごのどんぐり [絵本・読み聞かせ]

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まいごのどんぐり
松成真理子・作  童心社

お誕生日のケーキに飾られていたどんぐりをケーキと名付け、その名前をどんぐりのおしりに書いていつもかばんいっぱいの他のどんぐりと一緒に遊んでいたコウくん。
ある日お気に入りのどんぐりのケーキを秋の山の中に落としてしまいます。
泣きながらさがしましたがついにみつけることができませんでした。

やがてケーキは芽を出しどんぐりの木になります。
いつもそこを通るコウくんをみつめながら年月が流れ大きなりっぱなどんぐりの木になります。

ある日大人になったコウくんのなつかしい足音が近づいた時、枝や葉っぱやどんぐりをたくさんざわざわと落とします。
「ケーキ?」そういってコウくんはどんぐりの木を見上げて言います。
うれしくなったケーキはもっとたくさんのどんぐりを地面に落とします。

コウくんとケーキの再会の場面は読んでいて声が詰まります。

「手紙をください」と一緒に図書館でなにげなく借りてきたこの絵本の作者・松成真理子さんは大分県出身の方です。

また、以前読んでこれも心に沁みた
じいじのさくら山  白泉社
も、ぼくのくつ   ひさかたチャイルド
も 松成真理子さんの絵本だと今回初めて気づきました。


てがみをください [絵本・読み聞かせ]

一カ月ほど前、畑でオクラの葉の上にいたアオガエルを見つけて以来、ず~っと読みたかった絵本がありました。やっと図書館で借りてきました。
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てがみをください
やました はるお さく  むらかみ つとむ え   文研出版

古いもう30年以上前に出版された絵本ですが(閲覧室になく書庫から出してきてくれました)
絵本全体にグリーンの配色が多いのもいいし、つとむくんの家の郵便受けに居候していたかえるが、実はつとむくんからの手紙をず~っと待っていたということをかえるがいなくなって初めて知ったつとむくんのせつなさがなんともいい、好きな絵本のひとつなのです。

メールで連絡事項も気持ちも伝える昨今でも、こどもたちにはこの絵本のかえるやつとむくんの気持ちがきっと伝わると、信じています。

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遅くに植えた朝顔の苗、毎朝赤い朝顔が咲いていたのですが、今朝はやさしいピンク、開花です[ぴかぴか(新しい)]
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涙をこらえて [絵本・読み聞かせ]

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100万回生きたねこ
佐野洋子  作・絵  講談社

3年前にマイブックになった好きな絵本です。

何回読んでも最後から2ページめのところで感情移入してしまい読めなくなってしまいます。

今日久しぶりに恐る恐る読んでみました。

そこのページで最初ちょっとだけ声が震えたのですがなんとか持ち直しました。

やったあ!心の中で 小さくガッツポーズでした。
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