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心太 [短歌・俳句]

7月16日 読売歌壇より

  ところてん太き心と書かれいて心のように摑みきれない
     茨木市     瀬戸 順治


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心に余裕のない朝は(というか体が元気でない朝は)外を見るのも遅くなってしまいます。
せっかくブルーの朝顔が咲いていたというのに気づいたのは9時30分ごろでした。
悪かった~と謝りながらシャッター押しました。

更衣 [短歌・俳句]

7月10日読売俳壇より
  

 修司忌や湯呑にひとり酒ついで
      富士見市  阿部 泰夫

 風となる新藤兼人麦の秋
      秩父市    飯塚  毅
 
 渋谷駅十万人の更衣
      茅ヶ崎市   清水 呑舟

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すっかり気にいってしまった*いちじく入りライ麦パン*
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カタツムリとモンシロチョウ [短歌・俳句]

  7月2日 読売俳壇より

   蝸牛お前もやはりはぐれたか
            東京都  山田勇三郎

  
  取り捨てし花を離れず紋白蝶
           帯広市   箕浦 慶也

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花かぼちゃの花は早起きです。そして10時すぐにはもうしぼんでいます。

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明日咲く花は前日の朝からこうやってスタンバイしています。

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スキップと菖蒲 [短歌・俳句]

  止まらない春のしゃっくり桃色のスカートの子がスキップをする
     高島市   宮園佳代美

   5月28日   読売歌壇より


「@@ちゃん、あーそぼう♪ 」 子どものころはよくスキップをしたものでした。
誰に教えられたのでもなく、スキップは楽しい気分の時にしていたものです。

もう相当前になりますが、泣きながら足はスキップをしている女の子の様子をうたった短歌を見たことがあります。

あまりにもおかしくってかわいくって、スキップときくと妙に思い出して笑っちゃいます。
その短歌、メモっとけばよかったなあ。

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ブルーベリーに囲まれた菖蒲 どっちが主役?

じいちゃんの桜 [短歌・俳句]

  4月30日 読売歌壇より

  じいちゃん桜みにいこ あと何回お花みれるの うん百回かな
     つくば市  浅野  裕

  4月30日 読売俳壇より

  裏山にぢいちやんの木といふ桜
     伊佐市  清水  恒


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紅いスイートピー [短歌・俳句]

  4月23日読売歌壇より
  
 花屋には春の彼岸の花並び亡き児に紅いスイートピー買う
      仙台市  石川 初子

 折り紙があなたに折られ飛ぶ空で自分は何か気付くだろうか
      小平市  稲葉 享子

 若者の会話の中に使はれるヤバイの意味が昭和と違ふ
      東京都  山登 吉彦

  4月23日読売俳壇より
  
 三女には三女の思ひスイートピー
      市原市  川上 和子

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 さくらさくらさくら咲き初め咲き終わりなにもなかったような公園
                 俵 万智

海を恨まず [短歌・俳句]

4月16日読売俳壇より

  卒業の君の行く道地図になく
         東京都   稲葉 一春

  潮騒の海を恨まず水仙花
         仙台市   勝  美彰

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日の出が5時台になり(5時39分)早朝ウォークにもってこいの気候になってきていますが、寒かった冬の怠け癖はなかなか治りません。
今朝こそはと5時半に目覚まし[携帯電話]をセットしていたのですが起き出したのはもうすぐ6時という時でした。

6時半のラジオ体操までは帰ってくるとしたらせいぜい20分位しか歩けません。
それでも歩かないよりはいいだろうと飛びだしました[ダッシュ(走り出すさま)]
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おはようー(^o^)/
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卒業 [短歌・俳句]

3月26日読売俳壇より

  三年間控への野手で卒業す
     旭市   高野寿美子

  再会も一会も同じ春の雪
     宍粟市  宗平 圭司
 
3月26日読売歌壇より

  ビニールの袋が青空飛んでいるそうだね時に飛びたくもなる
     仙台市  小野寺寿子

ふるびたる中也詩集にいまも降る汚れちまった悲しみの雪
    鹿児島市  地原 陽子

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本当に久々にプルマンブレッドを焼きました。
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小さな至福 [短歌・俳句]

  2月27日朝日歌壇より

 本五冊一方の手に桜餅図書館帰りの小さな至福
    岩国市    兼重 陽子

サイフォンの湯気の向こうのマスターのそのまた向こうのジェームスディーン
   大和郡山市  四方 護


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私用のぱんがなかった今朝は昨日作った バナナブラウニーで朝食です。
しあわせ~(^^♪
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ふりむく [短歌・俳句]

2月6日 読売俳壇より
  元旦に生まれしわが身幸あれよ
      尼崎市  堂満 正一

2月6日 読売歌壇より
  去年逝きし犬によく似る犬に逢ふ見送りをれば二度もふりむく
      横浜市  鈴木勝三郎

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先日の七瀬川自然公園でのこと、突然「ニャアニャアニャアニャア~」と謳うような声にふりむくと猫ちゃんが私めがけて走ってきます。どう聞いても「ごはんちょう~~だい~~」としかきこえません。
ここは以前はノラネコがけっこういたのですがいつのまにか見かけなくなっていました。
「猫に餌をあたえないでください。」と書いた立て札も見なくなっていたのでもういないんだなと思っていたので、人なつっこい ごはんちょうだ~いネコちゃん にはびっくりしました。
「ごめんね~~、何も持ってないのよ~」と言う私をしばらく追いかけてきたのですが途中であきらめたのかどこかへ行ってしまいました。
最近はワンちゃんにはフンとしらんぷりされたり、ちょっと吠えられたりと今までと違う経験にとまどったりしています。
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